台風への備え エレベーターの操作パネルを防水

2019年10月19日の台風19号への備えとして、前日の朝、管理員から電話連絡が入りました。
建物管理を依頼している会社から、管理員に一斉送信のような形で、エレベーターの操作パネルを防水の養生をするようにとの指令があったというのです。

災害のほぼ前日では、準備はできない

近くの百均に行くと、養生テープは売り切れ。
管理員は困って連絡してきたのでした。

ほかのマンションで、操作パネルに雨水が浸水して、エレベーター停止に至ったのでしょう。
FAXの文面の指示から伝わってきました。

念には念をとはいうものの、直前の指示とは。

ほかのマンションの管理員さんは、ご苦労されたと思います。
当方にはたまたま予備の養生テープと、透明な70Lのビニール袋がありました。
集会室で、管理員とビニール袋を切って、13階から2階まで防水処理を行いましたが、新しく卸した養生テープ一本では足りませんでした。

管理するマンションで事例が発生した場合、その時点で情報を共有していれば、気が利く管理員さんは、事前に準備をすることができるはずです。
管理を束ねる側は指示をすれば終わりですが、現場はそこから始まることに意識して欲しいです。

ちなみに、当マンションの場合、過去、エレベーター停止の原因は、エレベーターの扉から入水した水滴が、エレベーターの上部の基盤に被害をもたらすという事例なので、指示がなければ対処しなかったのが本音です。

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